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2008年11月26日 (水)

「鬼が笑う」政局予測

 今の臨時国会が新年早々まで続き、その後通常国会に引き継いで、例のバラマキと評判の良くない定額給付金の第2次補正予算を提案するという。100年に1度の経済危機に「政局より政策だ」という麻生首相の理屈も、このごたごた騒ぎの連続で全く意味を失った。無事に年が越せるかどうかに精一杯の国民にとっては、何度聞いてもサッパリわけがわからない事態が続いている。

 新聞・マスコミもこれまで解散予想を何度変えたことか。いまのところ、今国会での海上給油法案、第1次補正予算などの成立を見た上の1月解散、来年度予算成立が見込める春季解散、さらに任期いっぱいまで最善の時期を選ぶ夏解散など、間延びした3予想がでているようだ。

 アメリカは新春20日に、オバマ大統領の就任式がある。アメリカ国民はこれに新しい夢をかけ、おそらく空前の盛り上がりの中で活気をとりもどすであろう。ブッシュの覇権主義に泣き、オバマ新政策に期待を寄せる世界各国も開放感を味わうだろう。

 日本の新年は、まれに見る閉塞感の中で始まる。政府がくれるお小遣いは、たとえ実現したにしてもお年玉ではなくずいぶん先の話だ。政党で最大の閉塞感を味わっているのは公明党だろう。福田の不人気を麻生で立て直し、早期解散をねらった思惑は、ものの見事に失敗、面目まるつぶれになった。

 「何でも言える間柄になった」はずの太田代表だが、最近は何を言っても聞いてもらえない。だまされたのか、人がよすぎたのか、いずれにしても創価学会のフラストレーションは、爆発寸前なのではないか。自民と連立を解消しないまま選挙に入り、自民が敗北すれば野党となって是々非々でいくしかない。また、公明にとってもそれが一番いいだろう。

 自民の現状は自壊寸前である。来年になってこれが修復され、内閣支持率も発足当時の線までもどる可能性はまずない。それどころか、選挙を民主有利と見れば、選挙を前に分裂する危険さえかかえている。加藤・山崎といったベテラン新党30名か、小泉応援団だった若手・中堅4~50名の新党である。

 民主に接近するのはベテラン新党の方だろう。これに前福田総理まで加わって大連立構想の復活を画策するかも知れない。選挙にわずかでも勝てば民主に選択権があり、いろいろ火種をかかえていそうな若手を選ぶことはまずなさそうだ。

 自民の方も必至の多数派工作をする。国民新党や前原前民主党代表を取り巻く一派をターゲットにするだろう。しかし選挙の終わったあとでは選挙民を裏切ることになり、まして民主が政権を取れるようならわざわざ野党に走るような馬鹿はいない。

 結局民主は分裂することなく、小沢内閣が実現するだろう。一応衆参の多数を確保し安定する。しかし最初から国民の人気がなく、支持率も麻生内閣発足時以下であろう。また、気の緩みからいずれは激しい内部抗争も起きる。そうなると長くは続かず小沢辞任、代表選となる。

 そこで初めて、敗れた方が脱党・新党結成、政界再編第2幕となる。それが1年先か2年先か。日本人の閉塞感は来年中ずーと続きそうだ。世界の動きから何十歩おくれることやら。それが景気の足を引っ張る最大の原因になるかも知れない。心配しても始まらない。来年のことをいうと鬼が笑う。

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コメント

鬼が笑う前に、オレが笑い過ぎ、「入れ歯が、吹っ飛んで、壊してしまった。経済的損失大なるものがあった。」
ナイショの話です。

投稿: tani | 2008年11月29日 (土) 21時07分

このところ、少子化のせいか当塾も閑散としております。
したがって、狸さまの乱入大歓迎。月謝は木の葉っぱでOK。記念品として入れ歯ストッパー1個をさしあげます。

投稿: ましま | 2008年11月30日 (日) 09時43分

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