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2008年10月16日 (木)

うそをつく

 「あなたはうそをついている!」。国会の委員会討論を聞いていると野党委員からよくこんな罵声が飛ぶ。「うそを・・つく」は、このところ相撲の八百長証言でも頻発されている。これは、総理大臣など地位の高い人に対する言葉にしては相当過激に聞こえるが、それは失言を引き出すためのテクニックで、うっかりこれにはまるようでは閣僚はつとまらない。

 中山成彬国交大臣など、予算委員会に出る間もなく軽率発言でたった5日でクビになった。彼は文相の経験があり始めての閣僚ではない。どうやら確信犯で自爆テロだったようだ。意図がどうあろうと、閣僚の器でないことだけは確かである。

 「うそを・・つく」というのが一番フラットで標準。さらに穏便にいえばは「うそを・・いう」で、以下悪質なうそに対しては、方言にもよるが「うそを・・こく」、「・・たれる」、「・・ひる」、「・・まける」などと下品な動詞をともなう。

 相手を非難する意味からすると「うそを・・つく」は、なんとなく衝動的で愛敬をこめたウソに聞こえるが、「うそを・・いう」というと、あらかじめ相手をおとしいれるため計画した物語があり、陰険な含みが感じられないこともない。

 「つく」は、息をつくなどもあり、首より上の感じだが、「こく」以下は、屁や糞など下半身の排泄物と同じ扱いだ。「まける」は、全部まき散らすや放り出すというのが原意だそうで、これまで「まける」総理大臣が2代続き、まける・・ものかとばかり中山大臣までそれに続いた。

 もう国民はうんざりしている。いいかげんに「まける」ことのないまっとうな政治家が国会で議論し、行政府を指揮するようになってもらいたいものだ。

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