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2008年7月 8日 (火)

波長が合う

 サンデー毎日(7/20号)にある「佐高信の政経外科」の書き出しである。

 テレビ朝日の「報道ステーション」をまともに見なくなって久しい。古館伊知郎の訳知り顔が身ぶるいするほど嫌いだからだ。なにもわかっていないのにわかったふりをする。「ニュースステーション」の久米宏は、わかっているのにわかっていないふりをして尋ねた。

 以下、「報道ステーション」の感覚がおかしい、という題の記事が続く。たしかにこれに器用で早口の口ふりまで付け足し、正直なところ私も古館が好きになれない。こういった共感は、意気投合でもないし、シンパシーともいえないし、感情移入というより、「波長が合った」ということになるのだろうか。

 波長が合うという現象は、私にとって思想信条、支持(所属)政党、性別、年代の別なくあり得る。もちろん全く波長が合わない人もいる。安倍前首相などとは、これからさきも決して合うことがないだろうと断言できる。

 佐高信なら、100%波長が合うかといえば、そうは言えない。冒頭の発言はやや感情過多の人身攻撃のような気がするし、聞く人をしてすべて正鵠を得た指摘とは言い切れない点もある。彼の著書『田原惣一朗への退場勧告』は現在発売中であり、77人の『抵抗人名録』を(金曜日)で展開するという。

 こういった仕事ぶりが、好き嫌い、波長が合う合わないで人を評価するのであれば、右翼誌御用達ジャーナリストと選ぶところがなく、私と波長が合うとは言えなくなる。ただしこれらの本を読んだ上でないことをおことわりしておく。

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エッセイ」カテゴリの記事

コメント

古館伊知郎は政治ではなくプロレスの解説をやっていればいいと、誰しも思うところで、波長が合う合わないと大きな話にしなくても良いのかな?
ニュース23も筑紫抜きになった今、おすすめは「ちちんぷいぷい」です。もっとも関西ローカル、主婦向き番組と言われています。

投稿: 飯大蔵 | 2008年7月 8日 (火) 22時05分

 こんにちは。僕もあの番組は波長が合わないのですが、なるほど「訳知り顔」ですか。うまいことを言います。
 何の根拠もない放言ですけど、古館さんが久米さんの作った番組の印象とか局のお偉いさんの願望などの「何かを守る」のではなく、自分の思うように「自分で創る」ようになったら随分印象が変わるんじゃなかろうか、と常々思っておりました。
 それでもこの時間帯でそれなりに続いているということは、しっかり茶の間に受け入れられているってことでしょうか。

投稿: locust72 | 2008年7月 9日 (水) 08時14分

飯大蔵 さま
locust72 さま
こんにちは。結論のでない方向性のないニュース続きでネタ払底。アマチュアリズム礼賛をしてみたくなりました。
反権力でないジャーナリズムは、気の抜けたビール同然ですが、「坊主憎けりゃ」イズムも嫌いといったところでしょうか。

投稿: ましま | 2008年7月 9日 (水) 09時21分

私は波長が合う合わないという点だけなら、古舘より久米が苦手だったです。
私の好き嫌いはともかく、そんなによかったですかね、久米は。
古舘は、彼が実況をしていたころに自分もプロレスファンやってたので、そこらへんで見る目が甘くなってるのかもしれない。がんばってるな、みたいなかんじになるというか。
「報道ステーション」みたいな番組は、古館がどうこうより、取材して作った映像レポートが評価されるほうがいいと思う。

投稿: nessko | 2008年7月 9日 (水) 10時00分

nessko さま
久米もそんなに好きじゃなかった――すぐ波長をあわせてしまう、ボクの悪い癖です。
そうですね、古舘さん、結局しゃべりすぎなんですよね。
佐高さんも日本テレビへの口撃で、別に古舘さんのせいではないんですがね。

投稿: ましま | 2008年7月 9日 (水) 12時19分

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