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2008年5月24日 (土)

「悶悶」「察察」

其政悶悶、其民淳淳。其政察察、其民欠欠。
禍兮福之所倚、福兮禍之所伏。孰知其極。

 自然の流れの中で人生や社会を観察した伝説中の賢人・老子が書いたものである。(日本語訳・金谷治『老子』講談社学術文庫)

 政治がおおらかでぼんやりしたものであると、その人民は純朴で重厚であるが、政治がゆきとどいたものであると、その人民はずる賢くなるものだ。災禍があればこそそこに幸運もよりそっており、幸運があればそこに災禍もかくれている。この循環のゆきつく果てはだれにもわからない。

 さて、「其政悶悶」は福田首相のことだろうか。最近、どうもわが塾が福田首相に同情的なのは、自ら認めざるを得ない。かつての小泉・安倍の暗黒政治を復活させないために、昨日のエントリーの首相発言ではないが福田流の「軟着陸」をさせてほしいからだ。

 「其政察察」の方はどうだろう。オリンピック聖火リレー問題去って四川大地震至る、「福兮禍之所伏」まさに胡錦濤中国政権そのものだ。老子の教訓を踏んで、「察察」たる共産党・軍・政府支配体制を見直す機運はあるのだろうか。

 この二つの政治への疑問、「孰知其極」。ああ、ゆきつくさきは2600年前からわからないということなのか!。

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土日は、ゆっくり休みたいので、パソコン離れしようと思う。気になったブログだけリンクして終わり。 [続きを読む]

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