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2008年2月16日 (土)

政界再編&不買運動

今日の新聞から
 その気があるのかないのか「政界再編の動きか?」という議員の合従連衡のような記事が多くなった。いずれにしても、政党の硬直的かつ不活性な拘束にとらわれない、活発な意見交換や政治活動の盛行には賛成である。これからの日本にとって必要だ。

 毎日新聞から拾ってみた。「地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合」20日に発起人会。知事らが主体というが、名前の長さの割合には中味不透明。小泉元首相のように「改革」を売り物にする首長を揃え、テレビ・タレント知事まで加わる。呉越同舟のような気がするが。

 「ワーキングプア解消で野党・公明が自民包囲網」。これはおもしろい。労働者派遣で日雇い扱いを禁止する法案を出そうということだ。一番熱心に取り組んでいるのが、共産党と社民党。公明党幹部も積極的な動きを示す。公明・共産といえば、組織化する支持層が重なり、もともと与野党の対立をこえた不倶戴天の仲である。

 自民党の反対はともかく、民主党が先鋒に立たないのは、御手洗日本経団連会長の意向を斟酌したため?。しかしどうやら各野党の議員立法で今国会に改正案を提出するという。自民党による改憲阻止についても、この伝でやってくれないかなあ。これまでは夢だったけど。

 中川昭一氏主宰、平沼赳夫無所属議員を顧問とする最右翼団体「真・保守政策研究会」は15日、今国会に提出が予定されている「人権保護法案」に反対する観点で勉強会を開いた。これに、中川氏と親しい安倍前首相も、初出席した。そろそろ化けの皮がはがれる時期か。

 次の話題は、日米「集会の自由獲得運動」である。ニューヨークのセントラルパークで計画したイラク戦争反対デモを不許可にした市当局を、市民団体が憲法違反として訴えた件である。野外コンサートは芝生をいためないが、デモならいためるという理由にならない理由。日本でもありそうなことだ。結局、和解により市が5万ドルの和解金と訴訟費用を支払うことで決着したが、事実上の市の敗訴である。

 日本の場合は、グランドプリンスホテル新高輪である。日教組の教研集会で契約済みだったのに一方的にホテル側が解約、日教組が東京高裁に仮処分申請し、裁判所が使用を認めたにもかかわらず再び拒否した件。

 これは、サービス業としてあるまじき不法非道の対処である。これに対して連合は、同系列の全施設を使わない方針を決めたという報道。当然である。法の判断に従わず、憲法に牙を向けるようなホテルには不買運動で答えるしかない。私もこれに連帯する。もっとも、こんな高級ホテル――、一度使ってみたいな~。(^^)

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コメント

公明党の今回の動きは、自民民主大連立含みですね。
大連立の条件が公明外しで、自民が飲まなかったから初回は不成立になったが、このままでは済まず、何れ大連立は成立するでしょう。


「人権保護法案」に反対する日本の反動右翼勢力の主張は『現在の法案には国籍条項がない』ので在日が人権委員になって、北朝鮮や中国の批判を差別と認定して取り締まる危険性があるから反対、というものです。
『外国人差別は差別に非ず』なら中川昭一や平沼赳夫は賛成するはずです。

『人権擁護法案』は02年に失効した特別措置法の代わりに同和利権を永久化しようとして野中広務が推進し、現在は古賀元幹事長が後を引き継ぎ、成立を目指しています。

『浜の真砂は尽きるとも、世に利権の種は尽きまじ』


投稿: 逝きし世の面影 | 2008年2月17日 (日) 11時11分

 ドウわとごくドウのことはドウもよくわかりません。ニセドウわに苦しめられたという話しも一時さかんでしたが。
 いずれも前近代の遺物でしょうね。
 日蓮は結局与党になれきれなかった。公明党はそこをよく研究するといいです。

投稿: ましま | 2008年2月17日 (日) 21時55分

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