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2008年1月 7日 (月)

米、パキスタンで戦争?

 北朝鮮との和解に熱意を入れ、イラクとアフガンは、手なづけた政権からも冷たくされて進退きわまり、せっかくあおり立てたイランとの核をめぐる対立も、CIAの「兵器開発は取りやめている」という報告で腰砕けのブッシュ政権。

 オサマビンラディンは、相変わらず落ち着いた声でどこからかのビデオ出演。こうなれば、潜伏が疑われている国内大混乱のパキスタンに武力介入を強行するしかない。私は、どなたかのコメント欄でこう予告した。

 ところが、こんな素人のアテズッポーが、ニュースとして新聞に載っているではないか。今日の「毎日」7面のベタ記事である。ベタ記事であるわけは、ニューヨーク・タイムズの記事紹介で、しかも共同通信扱いのため、と察した。

 ちなみに、気位の高い「朝日」「読売」は、予想どおりネットで探す限り出てこない。こんな国民が知っておくべきニュースが新聞社の沽券で左右されては困る。反面、外電を共同に多く依存する地方紙にはでてくる。その代表として、1日早く記事にした「河北新報」版を紹介しておく。

     【ニューヨーク6日共同】米紙ニューヨ
    ーク・タイムズ(電子版)は6日、米ブッ
    シュ政権が、国際テロ組織アルカイダ
    の勢力拡大が指摘されるパキスタン
    部族地域で、拠点攻撃などの秘密作
    戦実施を検討していると報じた。複数
    の政権高官の話として伝えた。
    米政府はブット元首相暗殺後の治安
    悪化に乗じ、アルカイダがテロ攻撃な
    どでムシャラフ政権の弱体化を図るこ
    とを懸念しており、先手を打つ方針と
    みられる。
    作戦は米中央情報局(CIA)が主体
    で、軍部隊も支援。米国はパキスタン
    に50人の軍部隊を駐留させている
    が、特殊部隊の参加が見込まれると
    いう。
    同紙によると、チェイニー副大統領、
    ライス国務長官ら国家安全保障担当
    の政権高官が4日、ホワイトハウスで
    作戦案を討議したが、現段階では何
    の決定もされておらず、ムシャラフ政
    権への通告もないという。

 このニュースは、まだ未確定要素が多いが、米国民の反応を見る観測気球かもしれない。しかし日本国民もこのアドバルーンを見る権利がある。また、反応の遅い日本の政治家にも見せておく必要がある。毎日新聞の同じ面のコラムに、イランの反米主義の空洞化についての記事もあった。

 インド洋の洋上給油再開に、3分の2条項で強行採決など、「おとといこい」の話なのである。巨大媒体の奮起をうながしたい。

注)「読売」は08/1/7/11:26に配信

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