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2008年1月16日 (水)

とりがなく

 「とりがなく」は吾妻の国のまくらことばである。つまり関東はこれでひとくくりにされる。昨日の続きだが、tani兄が訪ねられたお寺がある下野国毛野村(しもつけの国・けぬ村)は「け」=「食」の本場らしい。今の足利市といえば上野国(かみつけの国)も遠くなく、JR両毛線(上野、下野の両方という意味)通る交通の要衝である。

 けの国は、古代(3、4世紀)関東の中心地であった。ここから高崎の方にかけて、奈良の大王クラスの巨大前方後円墳が点在することは、知る人ぞ知るである。さぞかし、こしひかり級のお米がとれる大穀倉地帯だったのだろう。

 ついでに、わが方「とりがなく葛飾」は下総(しもつうさ)の国である。うさ=ふさは植物だが水生のヨシとかそんなイメージだ。東京の方から下総、上総(かみつうさ)と続く。上、下は都に近い方が上と決まっている。上野は東山道で信濃の碓氷峠が入り口になる。

 総の国だけ順序が逆のようだが、古代はそれでよかったのだ。相模国の三浦半島から船で房総半島で安房国に上陸、そこから回り込んで上総、下総の順となる。日本武尊も源頼朝もそのコースをたどった。東京湾岸コースは、川が多く低湿地帯なので道路未整備、歩行困難が敬遠の原因とみられる。

 ついでに、相模と武蔵。これは大昔「む」の国だったに違いない。相模=む(さかみ)、武蔵=むさしも。これは全く反戦塾のヨタ、うそである。今日はまた株式市場が大暴落しているようである。この原因は、テロ新法で給油再開、時代遅れのブッシュのあとをトボトボ付いていくだけで何の新味もなく、EUや中・印のような元気がない日本に海外投資家がそっぽを向いた結果、というのはヨタでないと思うのだが。

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