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2008年1月23日 (水)

憲法改正と恒久法

 自民党、民主党が自衛隊の海外派遣についての恒久法制定に積極的になっている。平和を旗印とする創価学会の意向が強く、改憲や恒久法制定に消極的であった公明党も、この流れに乗り遅れないよう検討を開始するようだ。

 公明党はともかく、自衛軍創設を念頭に置く自民、国連至上主義で自衛隊海外派遣に道を開こうとする民主、いずれも現行の自衛隊を合憲とみなし、さらに、恒久法をてこにして拡張解釈を既成事実化しようとする動きであるとすれば、大変危険である。

 去年の参院選の結果と、改憲積極派を集めた安倍内閣瓦解で、改憲の機運が遠のいたものの、その手続きを経ない実質改憲が議員の過半数で進められる危険性に、9条擁護派がどれほど気づいているだろうか。社共はもとより、たとえ、公明党が全員反対しても阻止することはできないのだ。

 昨年秋まで続いた安倍首相の「集団的自衛権合憲解釈」への策動は、民主党内にも同調者がいる。それを封じるために、どうしても憲法上の歯止めが必要である。そこで、「ごまめの歯ぎしり」ながら、議員に踏み絵を迫る意味を持つ次の改憲案を提唱する。ご賛同の方、ご意見のある方はどうか声を上げていただきたい。

日本国憲法 第2章 戦争放棄 第9条に追加
 
③公務員は法律に定めがある場合をのぞき、武器を携行しまたは利用して外国または日本国領土以外の地域で行動してはならない。

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コメント

ましまさん、お久しぶりです。

海外派兵の禁止は、自衛隊法の改正ですぐに、国民投票で莫大な税金を使わずに実現できますね。

国連決議を海外派兵の縛り・基準とする民主党の考え方はナンセンスです。「風」ではISAF派兵に関する見解を出しました。

憲法9条を高く掲げた「国際協力」の道を探求しよう
―私たちは自衛隊のISAF参加に反対します―
http://kaze.fm/wordpress/?p=183

民主党に対して、野党の側、平和の側に立つよう、有権者から常に働きかけが必要です。今日は、選挙制度改革に関して、江田参院議長に申し入れを「風」として行ってきます。

野党連合・政権交代を求める2008「平和への結集」アピール(http://kaze.fm/)を、新たに公表しました。よろしければご賛同ください。

署名フォームはこちらです。

http://form1.fc2.com/form/?id=268462

投稿: OHTA | 2008年1月25日 (金) 08時00分

OHTA さま
コメントならびにご案内ありがとうございました。
現在、平和安全保障問題で「与党」「野党」と2分して考えることは無理だろうと思います。また、政界再編があっても解決しないと見ています。
安保体制、日本国憲法、自衛隊、米国一極支配体制後の世界、この4つから新しい日本の進路を見極め、提示できる政治家、政党が見あたりません。
最近は、民主党の無原則迷走ぶりより、福田、谷垣氏などによる自民党内の舵取りや、好戦右翼復活阻止に期待するようになりました(裏切られるかもしれないが)。
私の改憲論は、社共中心の反対声明だけに依存する無為無策を批判し、自衛隊法、恒久法制定によるこれ以上の解釈改憲を牽制する意味で考えたものです。

投稿: ましま | 2008年1月25日 (金) 10時32分

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受信: 2008年1月23日 (水) 16時19分

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私は現在、いかなる形でも改憲を論じることに全く反対です。理由を以下に述べます。 第一に、現在の憲法は、正常な能力で読めば、いかなる戦争も拒否していることは明白です。 第二に、この憲法を制定した時、提案の責任者である吉田首相は、21年6月26日、この憲法は自衛権の発動としての戦争権も交戦権も放棄と明言した上で、議会もそれを認めて、反対8票の絶対多数で通過していますから、この憲法に自衛権のないことは明白です。 第三に、条文の解釈は権力者によって曲げられることは、どんな条文をつくっても、主権者である... [続きを読む]

受信: 2008年1月24日 (木) 14時38分

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