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2008年1月 6日 (日)

アフガンはこれでいこう

 今日は、書評からの引用である。こんなことははじめてだが、書評そのものより、その内容がニュースだと思ったからだ。その本の著者は医師が本業で、モンシロチョウの起源があるといわれるアフガンに興味があってでかけたのだという。

 現地で100万人といわれる旱魃難民を目のあたりにし、なんとか救済したいと思った。そこで用水路を引くことを考え、寄付を集めて故郷の九州で堰などを調査研究した結果、江戸時代の技術が参考になることがわかった。

 著者は、自らもブルドーザーを運転するなど、現地で献身的な努力を重ね、ついに数千町歩の畑に水が供給できる用水路を完成させた。同じ「蝶」が趣味でも、テロリストと友達の友達がいるどこかの法務大臣とは違う。以下が書評に現れた現地の実体で、そのまま引用する。  

・養老孟司評
・<中村哲著『医者、用水路を拓く―アフガンの大地から世界の虚構に挑む』石風社>
・毎日新聞(1/6)所載

     (前略)外務省は危険地域として、アフガ
     ンへの渡航を控えるようにという。著者は
     アフガンに行きませんか、と私を誘う。危
     険どころじゃない、現地の人が守ってくれ
     ますよ。そりゃあそうだろうと思う。唯一の
     危険は、用水路現場を米軍機が機銃掃射
     することである。アフガンでの戦費はすで
     に300億ドルに達する。その費用を民生用
     に当てたら、アフガンにはとうに平和が戻
     っている。米国に擁立されているカルザイ
     大統領ですら、そう述べた。著者はそう書
     く。(以下略) 
 

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