「KY」
KY、これを「空気が読めない」と読むのだそうである。若者が仲間内で使う隠語のようなものだが、これがすっかり末期の安倍前首相を言い表す言葉として有名になった。流行語大賞の候補にあがったが、その筋から圧力がかかって候補からはずれた、というがどこまで本当か。
空気は顔や目、行動から伝わってくるが「言葉のはしはし」から察することもできる。本塾にとっての「言葉」は、まわりの人からだけではなく、マスコミの報道からも伝わってくる。マスコミの場合、まちがった空気を伝えることもあるが、一定の時間を経過する中で取材源も多様になり、本当の「空気」が言葉、この場合いろいろな記事のはしはしから読みとれるようになる。
さて、何が言いたいかというと、一部の政治家が繰り返し発言する「自衛隊の洋上給油をやめると国際的な信頼を失う」とか、「日米関係が回復不能にまで悪化する」などのことは、ウソではないか、ということが、多様な記事のはしはしからうかがえる、ということである。このことはさきに「世界の孤児」でも書いた。
ところが、TBS系サンデーモーニングで「言葉のはしはし」ではなく、このことを言葉の真正面に据えてしゃべる人がいた。コメンテーターをつとめた寺島実郎氏である。録音を採っていないので不正確な点お許しをいただきたいが、ごくかいつまんで言うと次のようなことである。
アメリカ人のほとんどは日本の給油活動な
ど知らない。日本がアメリカの信用を失うな
どというのは、一部の人の思いこみではない
か。アメリカには、アーミテージ氏など知日派
といわれる人がいる。こういった人たちの中
には日米同盟にかかわることで喰っている
人が多い。また、日本の官僚ももさまざまな
情報源をこういった人だけに頼っている。
したがって、アメリカだけを頼りにする政策がいかに危険か、米軍再編にともなう負担とか山田洋行をめぐる一連の事件などもこの文脈の中で考えるべきだといったことのようだった。寺島氏は従来からグローバリズムに批判的だと聞いている。しかし、ワイドショウなどあまり見ないものの、マスメディアの中での発言としてやや意外だった。
寺島氏は、三井物産の役員や戦略研究所の所長や財団法人日本総合研究所会長の職にあることから、こういった問題については事情通であり専門家である。アメリカとはこれからも緊密な関係を続けるべきだし、専守防衛を担保するための憲法改正は場合によっては必要とする点など、当塾と似た意見をほかでも見たことがある。
ただ、司会の関口宏さんが「キョトン」とした顔をして話題を変えたあたり、KYとは言わないが日本のアメリカ事大主義脱却には、まだ相当時間がかかりそうだなとは思った。
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コメント
H.K.
Y-K.WKR MST!
Fm. TS-SJ.
投稿: tani | 2007年12月17日 (月) 19時58分
謎解きお願いします。tani 兄へ
投稿: ましま | 2007年12月17日 (月) 20時11分
KYって現代語。ほんとみんな内向きすぎる
よね。かって宇都宮トクマさんのおやじさんが彼に言ったそうだねえ。おまえら三代位みんな朝鮮の人や中国の人と結婚しろって。こちらはそろそろ人生も晩年なので遅いがアメリカ人でもアジア人でもどんどん国際結婚してほしいねえ。内向きだとそれこそ日米同盟にすぐ騙されてしまうし、寺島さんのおっしゃることが真っ当だとおもえないんでしょうねえ。アベ何んかその最たる大バカKY政治家だねえ。まだ懲りずに山口県で大恥さらしてるとも思っていないんでしょうなあ。ほんんと真紀子さんのおっしゃるごとく、そらあれだけのことすりゃあ。議員辞職適罪でしょうが。KYなんでそれもおぼつかなくて悪いことに投票法・新教育法成立させました。なんてホザイておりますものねえ。戦後派としては穴があったら這入りたいぐらいです。厚顔無恥ここに極まれりです。来年の最低条件は政権交代ですね。そこに力注ぎたい。では。
投稿: 鴨之嘴2 | 2007年12月17日 (月) 20時40分
内向きというか「ボクちゃんえらいんだもん」的な教育はアメリカが本場だとか。日本でそれに染まった第一号があの人だ。
世界で1番がアメリカで2番がイスラエル、3番4番がなくて5番がイギリス。
日本なんか中国より下でどこへ行ったかわからない、なんて空気が読めない人、救いがないね。
投稿: ましま | 2007年12月17日 (月) 21時21分
>「ボクちゃんえらいんだもん」的な教育はアメリカが本場
ああ、この話、ましまさん。確か何かの心理学実験の本で読みましたよ。
トコトン我儘にするつもりはなかったんですけど、『何でもハイハイって子ども云うことを聴いてやる』実験。
めちゃめちゃな道楽息子みたいなのばっかりに成長して、打ち切られたとか。2-3代目の道楽会社に多いのかもしれませんが、大統領や首相になる人が『茶坊ズ~に囲まれて』育てられるのは、拙いですね。
佐高信氏がよく詰まんない禊ぎ会社の世襲制を嘆いてましたが、国のとp・・ですからね~ppp。
投稿: 三介 | 2007年12月17日 (月) 21時55分
はい。しかし。何番だ看板だって、あれは諸悪の根源だねえ。わたしはどうもそういう
性質(たち)なものですからいけません。いやいや大いに胸を張るべきかもしれませぬ。
国際連盟時代 日本は常任理事国だったのですか。偉い無理してたですねえ。亜米利加は
加入していなかった?ですか。これも驚きです。昔 細川政権のころ きらりと光る国
だったか その歌い文句がなつかしい。まああ。美しい国日本より百倍もましでしたね。
美しい国 ニッポンなんて英語で書かれた
書かれていたに違いないのですが それ英文
新聞なんかでそこ読んだら ジンマシンが
出来ちゃいそうですね。KY政治家のKY国家ですねこの国は。
投稿: かものはし | 2007年12月18日 (火) 14時49分
なん10億だかなん100億かけて海洋汚染、大気汚染にしかならないミサイル撃墜実験成功、万歳万歳とはしゃぐおめでたい害虫。国民投票であぶり出すしかないですね。
投稿: ましま | 2007年12月18日 (火) 17時18分
一度 戦後の アメリカの年代順 核爆弾
の個数および軍備費のグラフの解説 並びに
日本の防衛費の中身の年度別グラフましまさんに書いていただきたい。憤死するかもしれませんんが。お願いです。それでひとつブログのテーマできたでしょう。
投稿: かものはし | 2007年12月18日 (火) 23時46分
当塾は父兄の要求に応じないことになっています。つけ届けなら歓迎。
投稿: ましま | 2007年12月19日 (水) 08時56分
もと教育委員会ならぬ反戦委員会のことだけはある。荒巻鮭でも贈らねばなるまいか。
投稿: かものはし | 2007年12月20日 (木) 09時59分