ガンダム
防衛省が人気アニメ「機動戦士ガンダム」の装備をモデルに、自衛隊員が陸上戦闘で装備する“未来”のシステムを研究しているという(毎日新聞)。ハイテクはいいが、新聞報道で見る感じではなんともグロテスクな感じだ。
「国際協力」「国連決議」「復興支援」「治安維持」「民生援助」などなどいろいろいうが、こんな格好で自衛隊が、たとえばアフガニスタンに派遣されたら現地人はどう思うだろう。現在、アフガンにしろイラクにしろ、正直、外国軍隊に来てもらいたくないのだ。
もし、当該国の要請に基づいて自衛隊を派遣するなら、迷彩服などミリタリールックは一切やめて、派遣国の民衆や子供にも親しまれるよう明るくて目立つ、消防のレスキュー隊のようなものをデザイナーに研究してもらうべきだ。
装備も、強盗に襲われない程度の最低限の防具か携帯用火器に限ることとし、車両は防弾仕様であっても戦車まがいのものは持たない、塗装もパトカーや国連車のように白基調にするとか、消防車のような目立つ色がいい。
それで武装勢力に襲われ、犠牲者が出たとすれば、それは甘んじて受けなければならない。そのような紛争国へ自衛隊を派遣したのが、そもそも憲法の精神に反しているからである。命が惜しいから、血を流すのがいやだというのではない。すぐにでも撤退し、外交努力や問題解決の方策をさぐるべきである。
これからも参院で国際協力論議が続く。その中で、どうしてこういう提案が政治家の中からでてこないのだろう。もっとも基本的なことだと、私は思うのだが。
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