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2007年11月 8日 (木)

小沢再登板

 今回の首相・小沢会談、大連立、小沢辞表そして慰留復活、一連の動きに対して当ブログは距離を置いてきた。それは、ことの内容や真相がさっぱりわからなかったことによる。憶測を書いてみたところで簡単にくつがえる事実がでてくれば、洒落にもならない。

 まだ不明な点はたくさんあるが、昨日7日夕の小沢記者会見である程度の小沢氏の主張はわかった。そこから当塾の考え方を整理してみると次のようなことになる。

① 小沢氏への信頼度は、期待もこめて65点ぐらいであったが、落第点の40点程度になった。
② その理由は、ナベツネに呼びつけられ、怪しげ(天下国家などという時が一番危ない)な口車に簡単に乗ったこと。党首の立場を忘れ、連立というあめ玉にすくなくとも関心を示したこと。またもや策士策におぼれてしまったこと。の3つである。
③ それでも、再登板でほっとしているのは、ほかに有効な今すぐ役に立つ選択肢がなく、自民が一番手強い、と感ずる陣容が維持されること。また、小泉、安倍シフトにブレーキがかけられることもあげられる。

 次に昨日の議員総会の姿勢(総決起大会の感あり)は、それはそれでいいとして、今後の民主党に、特に憲法解釈を明確にするよう要望しておきたい。

① 党内ですくなくとも福田・小沢会談なみの徹底的な腹を割った議論をしてほしい。社会党、さきがけ、民社など出身政党のイデオロギー(東西対決当時のような)を捨てること。いま世界にそんな基準で国策を決めている国はもはやない。

② 安全保障、国際協力に関する小沢ドクトリン、特に国連優先主義は国内はもとより党内でもコナレテいない(自己流の解釈で満足している)。当塾では、国連決議が大国の干渉により解釈に幅ができ、決して自衛隊派遣の錦の御旗にはなり得ないことをたびたび指摘してきた。これを党是として掲げるのであれば、細部をより明らかにし、国民の信を問うべきだ。

③ 当塾では、前身の「反戦老年委員会」当時から、安保条約の再検討やその後の諸協定、憲法解釈の洗い直しを主張してきたが、その点にも改めて踏み込んでほしい。

 

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コメント

ご無沙汰しております。伝言。九条の会で講演会の
ビラを 新聞折り込みにするため 個別配布も 怠け者の私は おこずかいで 新聞配達所へ持参 折込広告の依頼をしたら 読売新聞は許可しないという。
地方新聞の神戸新聞はOK 朝日もOK 渡辺恒雄は
大バカ野郎だと 反戦塾さんに またブログ書いていただこうと思った次第です。わたし当分休んでいます
どうか 出来ればついでの論評にでも入れて 読売の
姑息な言論封殺を批判してください。たった500枚
のビラでも お触れが出ているのでしょう。わたしの
ような よちよちの活動開始のものには 新鮮なおどろきであります。どうして護憲や九条の会のビラぐらいが そんな扱いをされなければならないのか。ほと
ほと ナベの馬鹿さかげんがわかりました。知らないひとが ほとんどではないでしょうか。

投稿: かものはし | 2008年7月18日 (金) 19時50分

各ブロガーはかって私もだが 参議院選で様々にリレーしてキャンペーンステッカーを張りまくった。いま
再度やる必要があるのではないでしょうか。マズゴミは依然権力の犬として振る舞っているし恥を知る気力もなさそうだし。期待はしていない国民のはず。
さて。もう60年腐りに腐った自民政権もう打倒しかないじゃありませんか。そんなの常識だと思います。
やはり常識で戦かうしかありません。共産党であれ
どんな政権であれ60年すればそら腐るでしょう。それが権力というものでしょう。だから政権打倒。です。わたしは参議院選で天木さんを推した。あのときの熱をもう一度各ブロガーは思い起こすべきでしょう。忘れやすい国民ですね。自分も含めて。あれ以後の社会・政治とくに年金から経済に至るまで 今怒らなければいつ怒るのか 絶好の政権交代の好機でしょうから。ともかく反自民で反現政権で投票でペンでこの政権を打倒することに全国民はマスコミを徹底批判しながら怒りをもって叫ぶべきでしょう。むのたけじさんの本を読みながらまるで17歳にかえってあれから40年の歳月が流れたことに、そして ここに書かせてもらった訳です。さて どんな動きが出てくるか
あと半年のブロガーの動きが楽しみなのだが。年金はあれは振り込め詐欺に違いない。国家によるおれおれさぎである。30年も40年も年金かけてそれで国民が騙されてそれで政権が倒れないなんて異常中の異常
怒らないのはおおまぬけ。と自分に言うてるようなものだろう。自民政権よりどこの政党の主導であれそちらの方がマシだろうと常識的になればいいものを。
麻生がヒトラー政権の例えを出したとか。お笑い草だが そうかもしれないという国民が沢山いるからあんな発言が自然に出るのだろう。なめられても怒らない
国民が。歴史に『ちんちん付いてるの』って言われて笑っている 男めかけの我々なのか。頑張れブロガー

投稿: かものはし | 2008年8月 5日 (火) 23時46分

前回いただいたコメントは先月記事にしました。
http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_a13d.html
見ていただけたでしょうか?。
自民党政権はいずれ倒れるでしょう。しかしそれよりましな政権ができるためにはどうするか。まだ答えはでていません。声を上げ続けるしかなさそう。

投稿: ましま | 2008年8月 6日 (水) 10時47分

もとブロガーから反戦塾長へのお礼が遅くなりました。過日はありがとうございました。改めてお礼申し上げます。いずれ倒れるなんて能天気にも聞こえますが ともかく私のスタンスでは自公はそれほど甘くは
ないでしょうし国民の意識はそれほど賢くもないでしょうしなんとも言えません。国民はそれほど馬鹿じゃないともいえるし。相変わらずごまかしとすりぬけが
世間という名のそこには漂っていると考えます。いずれとはいつか。道のない所に道が出来るそれが道でもあるのでしょうが。いずれとはなんとも無責任じゃないですか塾長。って言うておきましょうか。このチャンスにマズゴミはどうも自公にすり寄って福田麻生に
すりすりしているようには見えませんか。むのたけじさんにはどう見えているのだろうか。塾長さんにはどうすれば政権打倒政権交代ができると見えてるのだろうか。

投稿: かものはし | 2008年8月 6日 (水) 20時41分

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