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2007年11月19日 (月)

小兵力士・小沢

 大相撲九州場所も今日から折り返しである。政界場所を見ていると、どうも小沢民主党代表がベテラン小兵力士に見えてきた。大連立密談では、ナベツネ+福田大型力士に押し詰められて土俵を割ったように見えながら、結局は勇み足で小沢の勝ちになっている。大阪市長選がその現れか。

 強腕といわれるが、腕力ではなく突進型の突き押しで早い勝負をねらう。それでなければ、相手の懐に飛び込みいい位置のまわしをつかんだり、足をはらうといった小技を使って小兵の不利をカバーする。それが時として大型力士の弱点や意表をつく見事なきまり技になる。

 フジテレビ2001という番組はあまり見ないが、昨日は日頃露出のすくない小沢代表が出演し、次の2点のような発言があったらしい(MSN産経ニュースによる)。いずれも、自民党はもとより、民主党の政治家ですらめったに口にしない言葉だ。当然のことだがなぜか新鮮に感ずる。

①   「新テロ法案は『通してもらいたいけど、
    通らなくとも仕方ない』といった話もあっ
    た。(略)」

        --首相は新テロ法案成立に 「こだわっ
    ている」というが

    「連立が最優先で、そのためなら『仕方が
    ない』と言っていた。連立がなしになつた
    のだから『どっちだっていい』なんて言いっ
    こない」

②   「給油がなかったから日本は国際貢献し
    ていない、なんてとんでもない話だ。ブッ
    シュ米大統領のアフガン・イラク戦争は誤
    りだったと米国でさえ言われている。日米
    関係に影響はない」

 世界で当たり前のことを、どうして日本の政治家、マスコミが正面から言えないのか。政権担当能力云々を気にする民主党、その代表自身が密談のなかでズバリ言っているのだ。つまり、相手の懐に飛び込んで「まえみつ」をつかんだ感じである。ただし、大成して横綱になるには小兵の悲しさ、限界もありそうだ。

 しかし、こういった論議は国会でどんどん続けてほしい。最近緊迫しているパキスタン情勢について、毎日新聞(11/17)は、米国議会やマスコミなどが、かつて同国がイランのパーレビ国王に肩入れした失敗した経験から何も学んでいないなどという、対テロ戦争政策への批判の高まりをつぶさに伝えている。

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 15日に開催された第2回目の「国の仕打ちに怒りの1万人集会」実行委員会には参加できませんでしたので、参加された岩国の方からご報告をいただきました。第1回目は、たまたま参加できたのですが、第2回目は私の勘違い(14日開催と思っていて、先に決まっていた櫛ヶ浜小学校同窓会打ち合わせ日とだぶっていたので。)で、参加できませんでした。情けない。(泣)  この「国の仕打ちに怒りの1万人集会 in 錦帯橋」については、反戦な家づくりさんやなごなぐ雑記さんも、さっそく取り上げて、TBくださっていますが、 ... [続きを読む]

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