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2007年8月 2日 (木)

反日デモ

 以下は、このブログの前身「反戦老年委員会」の最初の記事として05/4/12に掲載したもので、資料として再録します。

予定していたブログ初見参の記事を急遽さしかえることにした。このブログ開設者として見過ごせないニュースが舞い込んできたからである。05年4月9日から2日続いた中国各地の反日デモをどう考えるか、まだ情報を整理できる段階にはないが、気がついたことだけ書きとめる。

 1.彼らの過激なスローガンや行動とは裏腹に、にこやかな顔で「愛国者」であることを誇示。生活も将来もかかっていない気楽なプロパガンダ祭りのようだ。
 2.深刻なのは日本における嫌中意識の高まり。犯罪増加が社会不安のトップにきているが、目立つのが中国人による不敵な凶悪犯罪。それには頬かぶりして、日本の言論に内政干渉めいたいいがかりをつけたり、過去の歴史を公式に何度わびてもしつこく追求しつづけ、同じ問題をむしかえす。これでは中国の主張を理解しようとする人も、靖国参拝反対の人も口を閉ざしてしまい、改善の糸口まで失われる。
 3.騒ぎがおさまると、楽観論がでてくるがこれが危ない。イラク戦争はテロに対する国民感情とニセ情報に乗って開戦した。ナチズムもファシズムもかつて支持する国民のデモを利用した。日本国憲法9条を変えようとたくらむ勢力の野心は何か。国民感情が許るすようなら戦争への道も閉ざさずにおこう、ということか。
 4.ことここに至った原因と責任はすべて日中両政府にある。「冷静に」というのがおおかたのマスコミ論調だし、中国もそのようだ。ただし、ほとぼりがさめるまでの我慢くらべだけでは本質的な解決にならない。アジア百年の計を語り合える大政治家が双方にでてくるまでお預けか。はじめから危ない話ばかりでうんざりする。

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