北朝鮮とイラン
アメリカとイランの対立に関し、安倍首相が古来友好国の日本が仲介、と言ってのこのこ出かけて行った。本塾は、点数稼ぎどころか失敗に終わると断定していたが、その通りになった。
対立は、米、仏、独、EU、アメリカとイランの間にあった核開発制限協定を、トランプが単独破棄したことに始まる。
ヨーロッパ諸国は、アメリカ主導の経済制裁などに加わららず妥協点を模索していたが、アメリカの圧力があって方向転換に向かった。
英仏独と欧州連合(EU)は11日、イランが中部フォルドゥの地下施設でウラン濃縮を再開したことに対し「(イランの核合意逸脱が)加速している」と強い懸念を表明し、問題解決のために「制裁再開を検討する準備ができている」との声明を出した。イラン核合意維持を目指してきた欧州諸国が制裁について公式に言及するのは異例だ。(毎日新聞11/11夕、12朝)
塾頭は、日本やヨーロッパが経済制裁に加わらず、アメリカの孤立を際立たせてトランプの翻意を促す方法はないか、それがイラン暴発を封ずる最善の道だと考えていた。
イランは、ヨーロッパ諸国にも不信感を持った、というより、やはりイスラムの原理原則「目には目を」が働いたのだろう。
北朝鮮も同様だが、北朝鮮にとって休戦状態にはあるもののアメリカは、依然として敵国のままである。
韓国はアメリカの核の傘のもとにある。統一朝鮮を目指したい韓国に米軍が駐留し、核で守られているのに、北の核は一切認めないというのは、北にとって不公平で承服しがたいだろう。
しかし北は、イランと違って核拡散防止条約国から脱退している。何をしようが干渉されることではないというという主張ができる。
韓国の文政権がレームダックになっているので、アメリカと北の糸が切れる可能性がないのもイランとの違いだ。
一発触発の危機は、やはり中東を離れることはない、というのが目下の世界情勢の焦点になった。



最近のコメント